自分の強みとライフスタイル
歯科衛生士のお仕事は、自分の強みを活かして働くことができる魅力的な職業なのをご存じでしたか?自分の強みと仕事の繋げ方について詳しく解説をしていきます。
自分の強みとは?
日常生活で、自分の強みはなんですか?と聞かれることはなかなか無いですよね。
この”強み”ですが、自分が変わらず”好きなもの”でも構いませんし、この”こだわり”誰にも負けない、これはよく周囲の人に”褒められる”事でも構いません。
・歯科衛生士のお仕事で自分の強みを行かせる
強みを活かして働いている歯科衛生士の事例を4つほど挙げていきます。
・コスメやメイク、美容が大好き!
『物心ついた時から、可愛いもの、お洋服、コスメが大好きでした。』
そう話してくれたTさんは、審美治療に力を入れている歯科医院へ就職しました。美容に関して感度の高い彼女は、患者さんの求める美と歯科治療をいかに融合させて治療へと取り組むモチベーションが上がるようになるか、メンテナンスにも継続して来院してもらえるようになるかを考え実行したところ、患者さんからご指名でのメンテナンスが増え、キャンセル待ちをする患者さんも増えたというお話を伺うことができました。
・高齢の方との触れ合いが得意!
『祖父母と同居していたので、高齢の患者さんを見ると放っておけなくて』
Oさんは、生まれた時から祖父母と同居していました。そんな環境で育っていたせいもあってなのか、高齢者の方々とのコミュニケーション能力がずば抜けている、と実習先の介護福祉士さんからお褒めの言葉をいただき、そこから高齢者の方の歯科治療に関わりたいと強く思うようになったそうです。リハビリ型総合病院の歯科・口腔外科に勤めています。
・子供が好き!
『将来は保育士になるか、歯科衛生士になるか悩んでいたんです』
子供が好き、と公言するAさん。小さい頃からの夢は保育士だったけど歯科衛生士の道を選びました。その理由は、小さい頃から通っている歯科医院の歯科衛生士さんに優しくしてもらったからだといいます。歯科医院にはたくさんの子供の患者さんも来るので、その子たちがまた虫歯にならないように指導できる立場になりたい。と思ったそうです。
Aさんは、小児歯科に特化した歯科医院で働いています。
・技工物の魅力に魅せられた!
『歯科衛生士として臨床に関わってきたけど、営業職や広報も気になっていたんです。』
そう話すIさんは歯科技工所で営業職として勤務をしています。
歯科技工所と歯科医院の架け橋になれることにやりがいを感じているそうで、歯科医院側の技工物に対する希望を、歯科技工士側に正確に伝える役目をすることで、より患者さんの希望した仕上がりになり、喜んでもらえる事が何より嬉しいと話していました。
このように、自分の好きなことや、得意なことを強みに変えて働いている歯科衛生士さんは、たくさん居ます。仕事をする上で強みを見つけていく人も多いです。
あなたの強みはなんですか?一度考える機会を設けても良いと思います。
・ライフスタイルが変わっても自分らしく働ける
歯科衛生士は、なんと言ってもライフスタイルごとに自分の働き方が見直せるということ。様々な働き方が出来るのが、歯科衛生士の仕事の魅力とも言えます。
・プライベートも仕事も全力で!
プライベートも仕事も充実させたい!という方は常勤で毎日仕事に打ち込みながら、プライベートも充実させることができます。
認定衛生士などの資格をとり、キャリアアップするのもオススメです。
・子育てに力を入れたいけど、ブランクは作りたくない
子育てで忙しいけど、ブランクは作りたくないという方は多く居ます。
パート勤務で歯科衛生士をしている方も多く、周りに女性が多く先輩ママさんが居る場合も多いので、理解者が多いのも特徴的です。
・仕事もしたいけど、介護もある
ご家族の介護があるけど、仕事はしたいという方も増えてきました。
歯科衛生士歴が長く、やりがいを感じている仕事なのに家族の介護で毎日仕事に出るのは難しい、という方はパート勤務で歯科衛生士をしている方がほとんどです。
まとめ
結婚、妊娠、出産、介護などライフスタイルは、自分が計画をしているものに反して意図していない変化もたくさんあります。
急な転勤や引越し、家族の体調の変化、自身の体調の変化もあります。
そんな中で”歯科衛生士として働く”方法は、自分自身で選ぶことが出来るというのがメリットです。
歯科医院で勤務する方法がご自身にあっていれば、歯科医院は全国にあります。
働ける時間が限られているのなら、常勤ではなくパート勤務出来る歯科医院もあります。
歯科医院ではなく、介護施設や大学病院、企業などで働く方法もあります。
ライフスタイルが変わっても、様々な形で社会に貢献出来るのが歯科衛生士という仕事の大きな魅力です。