執筆:歯科医師 河合良治
今日は入ってまもないスタッフから共有されたお話をシェアしたいと思います。
私たちはよくこういう体験をしますが、スタッフの感動した顔を見ると、たくさんの方に知っていただき、歯がボロボロで諦めている人にもう一度希望を持っていただく必要がある!とミノ引き締まる思いです。
ぜひ、歯のことで恥ずかしくて相談できなかったり、以前に歯科医院で叱られたり、嫌な思いをされた方でも、遠慮なく諦めないでご相談いただきたいと思います!相談の場合は治療は一切しませんのでご安心ください。
以下はスタッフの言葉です。
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今日の診療室
今日は診療室でとても胸に響いたことがことがあったので、皆さんにもお伝えします。とても、嬉しかったのです!わたしはこのためにここで仕事をいるのだ、とまで実感できました。
70代女性 K様の診療がお昼過ぎにありました。今お口全体の治療をしておられる方です。
歯科ドックをお申込になり、治療計画に同意され一連の治療をここまで順調に行ってきました。
とくに予防プログラムは念入りにされて、お手入れを頑張られたので、歯茎がピカピカになっています。
そして、インプラント手術も受けられ、セラミックの歯も入ってきました。一歩ずつ進まれてきてあと少しというところなのです。
そして、今日私がアシスタントを担当したのですが、セラミックの歯が入る日でした。
私が待合室から診療室にご案内し、診療室内で診療の準備を器具をいろいろとセッティングしていると、
Kさんが突然・・・
Kさんはわたしに突然こうお話ししてくださったのです。
「ここに来る前は柔らかい物しか食べられなくてね〜」
そうだったのですねとお話をお聞きしていると、
その後もいろいろとお話ししてくださりました。
「歯医者はずっと行っていたのよ。
でもね、ここはいろいろ調べてくれて今後の計画もしっかり作ってくれるというから、思い切ってきたのよ。
そしてね、いろいろ検査して調べてもらって、治療してもらっていくうちに硬い物も噛めるようになったのよ!!」
とおっしゃられました。ほんと突然だったので私はとても驚いたのです。
理事長がよく、人の人生を大きく好転させられる可能性のある歯科治療だ、
ただ虫歯を削ってるだけとはまるで違うんだ、というのがよーやく分かった瞬間でした。
今私が学んでいる診療方針の醍醐味を感じました。この瞬間はとても素晴らしい一瞬でした!
私はKさんの治療にはまだわずかしか関わっていないので、今後、チームの中でも自分の力を高めて、
私ども医療人は常に勉強し、トレーニングしレベルアップしていくことが
必要ですが、私自身もっともっとこの時間をつくっていこうと思います。
歯科ドックでお口について一緒に調べて、
その後一緒に治療後に安定する治療の計画を作ります。
ここが本当に重要なんですね。理事長はこうも言います。
虫歯治療でも被せ物でも治療なんて簡単なんだよ。その後どうやって安定させるかここが重要なんだよ。
安定することを最大の目的にすべきというのはよくわかるのですが、噛めていない人もたくさんいるので、きちんと噛めるようになるということをしっかりと知って欲しいと思います。ほとんどの人は、治療を繰り返します。しかし実は最後の治療し、口腔の健康を安定させることはできるのです。
諦めるのは簡単ですが、それでいいのでしょうか。人生100年時代にのいまこそ思い切って一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。まずはご遠慮なく相談いただければと思います。
当クリニックの総合検査は歯科ドックになります。こちらからお申し込みください。
※(個人の感想であり、診療の成果には個人差があります。インプラントは外科的な処置でリスクがありますので、治療前によく担当医と相談のうえ受けてください。)